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ひなまつりの雑学

投稿日:2017年2月22日 更新日:

3月3日は、年に一度の女の子のお祭りである「ひなまつり」。

ひな人形を飾り、女の子の成長や幸せをお祈りする行事です。

今回はそんなひなまつりのちょっとした雑学を紹介します。

ひなまつりの歴史

ひなまつりの起源は、平安時代中期(約1,000年前)まで遡ります。

当時、三月の初めの巳(み)の日に、上巳(じょうし、じょうみ)の節句という無病息災を願うお祓いを行っていました。

具体的には、陰陽師を呼んで天地の神に祈り、季節の食物を供え、人形(ひとがた)に自分の災厄を托して海や川に流していました。

また、その頃、上流階級の子供たちの間では、紙などで作った人形と御殿や身の回りの道具を模したおもちゃで遊ぶ、いわゆるおままごとのような遊びが行われており、「ひいな遊び」(ひいな=人形)と言われていました。

こうしたお祓いの行事と遊びが重なり合い、長い年月を経て、現在のひな祭りとなったと言われています。

今では、生まれた女の子の健やかな成長と幸せを願ってひな人形を飾り、お祝いをします。

また、ひな飾りは結婚式の場面を表現したものであることから、幸せな結婚ができるようにとの願いも込められています。

ひな人形の役割

ひな人形には様々な種類のお人形さんが飾られていますよね。

次はそれぞれの役割について見ていきましょう。

親王(男雛・女雛)

最上段に飾られているお内裏様(おだいりさま)です。

お内裏様と聞くと、男雛のみを表していると思われがちですが、男雛と女雛2人あわせて『お内裏様』 と呼ぶこともあります。

男雛と女雛は夫婦であり、それぞれ天皇と皇后を表しています。

三人官女

お内裏様に仕えてお世話をする侍女です。

お行儀や和歌、漢文のたしなみがあり、歌や楽器を奏でたり、勉強を教えたりする役割を担っています。

左右の女性が持つ銚子は現在でも結婚式の三三九度で使われています。

ちなみに、眉のない中央の女性はお歯黒を付けているため、既婚女性です。

五人囃子

音楽を奏でる音楽隊であり、元服前の貴族の師弟でもあります。

選りすぐりの美少年や秀才たちが集って楽器・謡などの腕前を披露しています。

並びは向かって左から太鼓、大鼓、小鼓、笛、謡と音の大きい順に並んでいます。

楽器を演奏し、元気な子に育つようにと応援しています。

随身(右大臣・左大臣)

お殿様と一緒に行動して、お世話や警護をしています。

悪者が近寄らないように守ってくれる、いわゆるボディーガードの役割を持っています。

右大臣が若くて格下、左大臣が老いてて格上となります。

ちなみに左大臣は、現在の内閣総理大臣に当たるほどの偉い立場の人でした。

仕丁(してい・じちょう)

お内裏様のお供をしたり、庭掃除など御所の雑用をする従者です。

関東では台傘、沓台(くつだい)、立傘を持ったお出かけ用の衣、関西では熊手、ちりとり、箒を持った宮中掃除の衣を着ており、関東と関西では装飾に違いがあります。

この3人は泣き上戸、笑い上戸、怒り上戸で知られており、表情豊かな子に育つようにという願いが込められています。

ひな人形のお片づけ

3月3日を過ぎると片付ける地域が多いのですが、旧暦(4月3日)まで続けて飾る地域もあります。

片付ける時期としては、2週間を目安に新暦なら3月中旬頃まで、旧暦なら4月中旬頃までに収納すると良いでしょう。

『ひな人形の片づけが遅れると婚期も遅れる』

女性なら一度はこのような言い伝えを聞いたことがあるのではないでしょうか。

これは「早く飾る=嫁入りを早める」「早く片付ける=嫁入りが早い」という由来からきていると言われています。

また、「片付けがきちんとできない人はお嫁にいけませんよ」というようなしつけの意味も込められているんです。

ですが、ひなまつりが終わって出しっぱなしにしていて「結婚できなくなる!」なんて焦って片づけるのは、ひな人形にとって良くありません。

慌てて片づけるのではなく、優しく丁寧に扱い、「よく晴れた湿気の少ない日」を選んで収納してあげましょう。

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